【学べること】
徒歩客向け看板設置目安を知る
自動車向け看板設置目安を知る
店舗理想の立地場所を知る
【概要】
看板設置の目的→店があることを知ってもらい来店につなげる
通行人向け看板→「8-30m手前」から店舗を認識できるよう設置すべき。
自動車向け看板→「150-300m手前」から店舗を認識できるよう設置すべき。
店舗一等地候補→「信号の先」+「左車線沿い」
店舗一等地候補→「カーブ外側」+「外側車線の通行量>内側車線の通行量」
※一等地でない立地には「補助看板」を推奨
【心理学的観点】
心理学的観点から、人が店舗を認識してから入ろうと購買行動に移すまで「約20-30秒」
【徒歩】
通常人の徒歩速度は「1分間約50-60m」
つまり…
・60秒→50-60m
・30秒→25-30m
・20秒→8-20m
つまり…
・通行人は「20-30秒間」で「8-30m」歩く
つまり…
・通行人向けに看板を置くためには、「8-30m手前」から見えることが望ましい!
※ちなみに…チラシで目にする「駅から徒歩1分」は「駅から80m」です。
不動産業界では「徒歩1分=80m」と定義しているのだ。少し早歩きかも。
【自動車】
通常自動車の走行速度は「時速30-60km」
つまり…
・60分→30-60km
・60分→30000-60000m
・60秒→500-1000m
・30秒→250-500m
・20秒→166-333m
つまり…
・自動車は「20-30秒間」で「166-500m」進む
つまり…
・自動車向けに看板を置くためには、「約150-500m手前」から見えることが望ましい!
※しかし、現実問題、500m手前から見えるようにすることは難しいので、「150-300m」程度が現実的でしょうか。
※ちなみに…普通「時速60-80km」くらいじゃない?って思うかもしれませんが、入る店を探しながら運転する場合は、速度が落ちるものです。
あくまでポイントは、「財布の紐がゆるんだ人」が対象ということです。
【信号付近】
信号交差点付近は一等地である。
なぜなら、信号で止まっている間に店を認識し、「20-30秒」経過する可能性が高いからである。
そして…車は左車線を走っていますね?
つまり、購買行動につながりやすい「信号の先」かつ「左車線沿い」が特別一等地なのだ。
【カーブ】
カーブ沿いは「外側」が一等地。
①カーブ外側
・外側車線 →カーブの傾斜で手前から視界に入る。
・内側車線 →車線をまたぐが、傾斜で手前から視界に入る。
※かつ理想は、「外側車線の通行量>内側車線の通行量」である。
②カーブ内側
・内側車線 →カーブの傾斜で視界に入りにくい。
・外側車線 →車線をまたぐ必要があり、カーブの傾斜で視界に入りにくい。
※どうしても出店する場合は、「内側車線の通行量>外側車線の通行量」かつ「補助看板設置」が望ましい。
(「補助看板」は「カーブ外側」に設置がベスト!)
立地の良さは来店客数に直結。
悪い立地への出店時は「補助看板」を推奨します。以上。